ヒデキカンゲキ!
カンゲキと言っても感激じゃなくて観劇だよ?ひゅ〜〜〜……
10/6の19時から劇を見に行ってました。
中原 まなみさん@ふぁんたじーぽけっとが出演されるという情報を聞き、馳せ参じた次第。まなみさんは小説書きであり、また芝居うちでもあるのです。
おいら自身、観劇は久しぶりですね! 去年、演劇集団キャラメルボックスの「スケッチブック・ボイジャー」を見て以来、1年ぶりです。その前となると10年くらい前までさかのぼらなければならないほどです。
さて出し物は「鏡花」。
泉鏡花原作の「天守物語」、「夜叉ヶ池」の2作を現代劇の演出アレンジした作品です。
泉鏡花という作家については、寡聞にして名前しか聞いたことがないくらいなのですが、あらすじを見るとなるほど面白い。
播州姫路城の天守に住むという妖精婦人富姫。生きたものは帰れぬ謂われの天守に100年ぶりの人間、姫川図書之助が鷹を探して迷い込む。しかし、富姫は人間の命を取らずに無事帰してしまう。そして……。
魔性の女と一人の若侍の恋の顛末を描いた「天守物語」。
その昔、竜神が封じ込まれた夜叉ヶ池。萩原晃はただ独り、その目に見えない言い伝えを守り、三度鐘をつき続けるが、夜叉ヶ池の精霊雪姫はその鐘が仇で恋する人に思いを届けられない。そこに……。
幻想と現実がたくみに溶け合わさった「夜叉ヶ池」。
時がうつりかわろうとも、人間とあやかし
恋するこころに変わりはない、泉鏡花の傑作戯曲2作を
「恋」という言葉で綴った作品です。
上演時間は2時間20分と、かなりのボリューム!
外は大雨が降りしきっているさなかの開幕でしたが、70名ほど収容できる小劇場は満席でした。
ステージを中央に据え、客席は前後に分かれるスタイル。
そして劇が始まります。
現代劇アレンジというのがよく分かる、語り部の言動から始まって、いよいよ舞台は姫路城へ、そして天守であるあやかしの世界へ。
妖精婦人富姫は、まさにあやかしそのものの魔性ぶりでした。
まなみさんの演じる桔梗は、童子のような純粋さといたずら心を率直に言動に表します。これもまたあやかし。
第二幕では、人間の恋と醜さがクローズアップされる一方、あやかしたちもそれを見つめます。「天守物語」と違う点は、人とあやかしが直接コンタクトを取ってない点です。
ここでのまなみさんの演じるのはまたあやかし。椿という、雪姫に凛として諭す立場の女性です。
そして終幕。
2時間20分という時間を感じさせない面白さでした。
語り部の言動、そして演出がうまいな〜と感じました。
おいらの観劇は終わりましたが、キャストの皆さんは一日二回、これを演じとおすのだから大変です。
千秋楽は8日だからまだ先ですが、お疲れさま! と、まなみさんだけでなくスタッフの皆さんにも伝えたい思いです。
いい作品を見せていただき、ありがとうございました!
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